デスクトップマスコットアプリ「Desktop Mate」は何ができる?

その他

デスクトップマスコットアプリ「Desktop Mate」は何ができる?

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Desktop Mateは、3Dキャラクターがデスクトップ上で動く、Windows専用アプリです。類似のデスクトップマスコットアプリに比べ、動きが滑らかで、かつ軽量であることが特徴です。しかし現状、動くという機能しかないので、少し物足りないかもしれません。この記事では、Desktop Mateの特徴と、使用上の注意点についてご紹介します。

Desktop Mateとは

  • 概要
  • 推奨スペック
  • キャラ一覧と料金
  • MODでキャラクター変更できる?
Desktop Mate メイン画面

概要

Desktop Mate」は、日本のinfiniteloop社が開発している、デスクトップマスコットアプリです。

魅力的な3Dキャラクターが、デスクトップ上で動いたり、マウスカーソルを追ったりし、インタラクティブなコミュニケーションを楽しうことができます。

類似アプリの中で、群を抜いて動きが滑らかです。

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2025/12/12

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Windows専用であり、macOSやスマホで動かすことはできません。

推奨スペック

Desktop Mateの推奨スペックは、以下のようになっています。

  • OS:Windows 10 64bit または Windows 11 64bit
  • CPU:Intel Core i5-11400 2.6GHz / AMD Ryzen 5 3600
  • メモリ:16GB
  • GPU:NVIDIA GeForce GTX 750 / AMD Radeon RX550
  • ストレージ:4GBの空き容量

これ以下でも動作する可能性は十分にあります。

筆者環境で動作させたところ、CPU利用率3%、メモリ使用量300MBほどで、とても軽快でした。

キャラ一覧と料金

Desktop Mate本体の利用は無料です。

標準で「あいえるたん」というキャラクターが付属しており、追加キャラクターが有料コンテンツとなっています。

2025年12月現在、利用できるキャラクターと料金は以下の通りです。

キャラクター料金(税込)
あいえるたん無料
初音ミク2,200円
雪ミク「SNOW MIKU 2025 Ver.」2,200円
初音ミク「マジカルミライ2025 Ver.」2,200円
ずんだもん2,200円
小春六花2,200円
重音テト2,200円
雀魂「ちび一姫」2,200円
夏色花梨2,200円
巡音ルカ2,200円
NieR:Automata ヨルハ二号B型2,200円
超絶最かわてんしちゃん2,200円
あめちゃん2,200円
花隈千冬2,200円
博麗霊夢2,200円
ゆっくり霊夢1,100円
結月ゆかり2,200円
紲星あかり2,200円
仕事猫登場予定
霧雨魔理沙登場予定

基本的には、全て2,200円で、ゆっくり霊夢のみ(仕事猫も?)1,100円となっています。

MODでキャラクター変更できる?

Desktop Mateの初期バージョンでは、外部のMODを使い、自分の好きなキャラクター(VRMファイル)を登録することができましたが、アップデートにより無効化されました。

現在でも、強制ダウングレードすることで対応できるようですが、利用規約(EULA)にも違反しますので、この記事ではご紹介していません。

3. 利用者は、当社の定める使用範囲を超えていかなる方法によっても複製、送信、譲渡(利用者同士の売買も含みます)、貸与、翻訳、翻案、無断で転載、二次使用、営利目的の使用、改変、逆アセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリング等を行う事を禁止します。

MODの利用は、「改変」に該当するのではないかと思われます。

Desktop Mateでできること

  • インストール
  • 起動
  • サイズ変更
  • 移動
  • なでなで
  • アラーム
  • キャラクター変更
  • できないこと、不具合、要望、注意点
  • まとめ

インストール

現在のところ、Desktop Mateの配布はSTEAMのみです。

キャラクターの購入(DLC)もSTEAMからです。

起動

アプリを起動すると、以下のようなキャラクター(あいえるたん)が登場し、常にくねくね動いています。

表情や仕草がとても自然です。

Desktop Mate 使い方 1

キャラクターの上で右クリックすると、メニューが表示されます。

Desktop Mate 使い方 2

サイズ変更

キャラクターの上でマウスホイールをスクロールすると、サイズを変更することができます。

小さくすることで、デスクトップに置いておいても邪魔にならなくなります。

移動

キャラクターをつまんで(ドラッグして)動かすことができます。

ウィンドウの上に持っていけば、腰掛けたり、寝転んだりします。

Desktop Mate 使い方 5

なでなで

キャラクターをマウスでなでなですると、ハートマークが出ます。

結構難しくて、デスクトップ上ではなく、何かのアプリの前面でやる必要があるようです。

影も表示されていて細かいですね。

Desktop Mate 使い方 6

アラーム

アラームを設定することができます。

時間が来ると、ビープ音と、キャラクターが飛び出してきて知らせてくれます。

Desktop Mate 使い方 4

キャラクター変更

キャラクター変更は、有料のDLCです。

上記の通り、MODの利用は規約違反となる可能性があるのでご注意ください。

Desktop Mate 使い方 3

できないこと・不具合・要望・注意点

Desktop Mateが、できそうでできないことや、注意点をご紹介します。

チャット

他の類似アプリは、AIを利用してキャラクターとチャットすることができますが、Desktop Mateには備わっていません。

喋る

標準キャラクター「あいえるたん」は喋りません。

DLCキャラクターで喋るものもありますが、あらかじめ用意されたボイスのランダム再生のようです。

他の類似アプリでは、AIによる音声読み上げを実装しているものもあります。

複数ディスプレイだとバグる?

ディスプレイが複数ある環境だと、キャラクターを移動させた時に、動きがおかしくなることがあるようです。

この場合、アプリの再起動しか対処方法がありません。

モーションが少ない

Desktop Mateの動きはとても魅力的ですが、パターンは限られており、数分ですべて見ることができます。

追加モーションを登録できたり、自律動作できたりすると良いのではないかと思います。

(そうすると、やはりMODを許可したほうが⋯)

キャラクターごとに利用条件が異なる

MODが禁止されている理由の一つだと思いますが、DLCキャラクターは、それぞれ利用ガイドラインが異なります。

配信等に載せる場合は、事前に確認するようにしましょう。

まとめ Desktop Mateでできることは少ない

Desktop Mateは、Windows上で動作する、デスクトップマスコットアプリです。

3Dキャラクターの動きはとても良くできており、まさにマスコットという感じです。

ただし現状、数種類のパターンの動きを繰り返すのみです。

個人的には、これだけで追加キャラクター2,200円は高いのではないかと思います。

せめて、AI連携が実装されることを望みます。

無料かつオープンソースの類似アプリも開発が進んでいるので、どこまで優位性を保てるかというところです。

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