Windows最強のメディアプレイヤー？ 「mpv.net」の使い方

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Windows最強のメディアプレイヤー？ 「mpv.net」の使い方

2025年8月9日

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mpv.netは高機能な動画再生アプリです。プライバシー保護という観点からも優秀です。ただし使い方がやや難しく、情報も分散しています。この記事では、mpvおよびmpb.netの使い方と、基本的なカスタマイズ方法について解説いたします。

「mpv」および「mpv.net」の概要

mpv、mpv.net、VLC media playerの違いを解説します。

mpv.net メイン画面 01

mpvとは

「mpv」は、ほとんどの動画/音声フォーマットを再生できる、高性能なメディアプレイヤーです。

GPLライセンスにて開発されており、完全に無料で利用できます。

とても高性能ですが、コマンドラインやキーボード操作が基本となっているため、一般ユーザーにはややハードルが高いです。

一方で、余計なことをしないので、プライバシー保護を重視する方にも向いています。

WIndowsやmacOSでも利用できますが、基本的にはLinux向けアプリです。

スマホでは利用できません。（派生版はあるようです）

開発の歴史

2000年頃、MPlayerというコマンドライン中心のメディアプレイヤーの開発が始まりました。

当時としては珍しく、標準で多くのフォーマットに対応していたため人気になったものの、最新機能の取り込みには消極的でした。

2010年頃、別チームが、その改良版のmplayer2の開発を始めました。

しかしmplayer2は、本家MPlayerとの関係が悪化し、短期で開発終了となりました。

mpvは、MPlayerとmplayer2を統合し、最新機能に対応しつつも、GUIを排除してCUIに戻したものです。

mpv.netとは

「mpv.net」は、mpvをGUI対応して使いやすくした、Windows専用アプリです。

本家mpvと、ほぼ同じ機能、同じカスタマイズ性を備えています。

Windowsユーザーであれば、こちらの方をおすすめします。

mpv.netとVLC media playerの違い

mpv.netと同じく、プライバシー保護性能の高い動画再生アプリとして、VLC media playerがあります。

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その違いを比較すると、以下のようになります。

  • VLC media player
    • 初期設定のまま、大抵のことができる
    • 高性能なシェーダーを利用できない
    • 動画再生だけでなく、動画配信やフォーマット変換もできる
    • やや軽量
  • mpv.net
    • 初期設定では、できることが限られている
    • 高性能なシェーダーも利用できる
    • 配信や変換はできず、再生のみ
    • 軽量

基本的には、VLC media playerの方が初心者向けで、mpv.netは中～上級者向けです。

プライバシー保護という面から言うと、VLC media playerはいろいろなことができる分、制御が難しいというところがあります。

mpv.netは再生しかしないので、より安全です。

mpv.netの使い方

mpvとmpv.netのインストール、使い方、カスタマイズ方法について解説します。

mpv.net メイン画面 02

mpvの使い方

mpv.netの前に、mpvの使い方を簡単にご紹介します。

雰囲気だけ感じていただければと思います。

インストール

「https://mpv.io/」にアクセスし、「Installation」をクリックします。

mpv インストール方法 01

Windowsの場合、いろいろなやり方がありますが、ここでは「Windows builds by zhongfly (git)」をクリックします。

mpv インストール方法 02

3つのファイルがありますので、どれか1つをダウンロードします。

ほとんどのWindowsユーザーは、「mpv-x86_64-v3～」となります。

「Intel Haswell（2013）」「AMD Excavator（2015）」より古いCPUを使用している場合は、上の「mpv-x86_64～」の方を選択します。

タブレットPCを使用している場合は、「aarch64」の可能性もあります。

Windowsの「設定」-「システム」-「バージョン情報」-「システムの種類」からご確認ください。

mpv インストール方法 03

ダウンロードしたファイルは「7z」で圧縮されています。

解凍ソフトをお持ちでない場合は「7-Zip」をおすすめします。

適当なフォルダに展開し、「mpv.exe」をダブルクリックして実行します。

mpv インストール方法 04

使い方

初回起動時に、Microsoft Defenderの警告が表示された場合は、「詳細情報」をクリックします。

mpv 使い方 01

「実行」をクリックします。

mpv 使い方 02

起動するとこのような画面となります。

「ファイルから開く」など、メニューバーはありません。

動画ファイルを画面上にドラッグ＆ドロップすると再生できます。

mpv 使い方 03

動画が再生されましたが、停止ボタンすらありません。

「設定ファイル」「コマンドライン」「キーボードショートカット」で操作をするというのが基本となるので、なかなかハードルが高いのではないかと思われます。

mpv 使い方 04

mpv.netの使い方

ということで、GUI拡張をしてマウス操作ができるようにした、mpv.netの出番となります。

インストール

「https://github.com/mpvnet-player/mpv.net」にアクセスし、「Releases」をクリックします。

mpv.net インストール方法 01

ベータ版の「Pre-release」と安定版の「Latest」がありますが、Latestの方が良いでしょう。

その中に、ポータブル版とインストーラー版があります。

インストール作業不要のポータブル版の方をおすすめします。

mpv.net インストール方法 02

ポータブル版の場合、ファイルを展開して「mpvnet.exe」をダブルクリックして実行するだけです。

mpv.net インストール方法 03

使い方

起動すると、このような画面となりますが、mpvと同じですね…？

mpv.net 使い方 01

しかし、右クリックからメニューが表示されるようになっています。

マウス操作で、ファイルから開くことも可能です。

初期設定で日本語にも対応しています。

mpv.net 使い方 02

構成フォルダの作成

動画を再生するだけであれば以上ですが、mpv.netは無限にカスタマイズをすることができます。

「設定」-「構成フォルダを開く」とすると、mpv.netの設定ファイルが保存されるフォルダが開きます。

mpv.net 構成フォルダの位置 01

これがどこにあるかというと、「C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Roaming\mpv.net」となります。

mpv.net 構成フォルダの位置 02

インストーラー版であればこれでいいと思いますが、せっかくポータブル版を選んだのにAppDataフォルダを使いたくはありません。

「mpvnet.exe」と同じ階層に「portable_config」というフォルダを作成すると、そちらの方が優先されるようになります。

カスタマイズするのであれば、作成しておくことをおすすめします。

フォルダを作成後は、アプリを再起動してください。

mpv.net 構成フォルダの位置 03

再生履歴の無効化

初期設定では、「ファイル」-「最近のファイル」に再生履歴が残ります。

これを無効にするには、「設定」-「構成エディターを表示」をクリックします。

mpv.net 履歴の無効化 01

「recent-count」に0を入力し、画面を閉じます。

mpv.net 履歴の無効化 02

再生履歴は、オリジナルのmpvにはないmpv.netの独自機能なので、設定は「mpvnet.conf」ファイルに保存されます。

キーボードショートカットの変更

キーボードショートカットを変更するには、「設定」-「入力エディターを表示」をクリックします。

mpv.net キーボードショートカット 01

キーボードショートカットの一覧が表示されるので、簡単に変更することができます。

設定内容は、「input.conf」ファイルに保存されます。

mpv.net キーボードショートカット 02

ループ再生

ループ再生をするには、構成エディターを開き、「loop-file」または「loop-playlist」に「inf」と記入します。

loop-playlistよりloop-fileの方が優先されるので、プレイリスト全体をループする場合は、loop-fileの方は空にする必要があるようです。

mpv.net ループ再生

フォルダ自動読み込みの無効化

初期設定では、フォルダ内の1つのファイルを選択すると、フォルダ内の全メディアファイルが自動的にプレイリストに登録されます。

個人的には、挙動がよく分からなくなるので、無効にすることをおすすめします。

「auto-load-folder」を「no」にします。

mpv.net フォルダ自動読み込みの無効化

シャッフル再生

シャッフル再生をするには、複数ファイルを読み込んだ後に画面を右クリックし、「ツール」-「プレイリストをシャッフル」とします。

mpv.net シャッフル再生 01

または、入力エディターを開き、キーボードショートカットを割り当てます。

mpv.net シャッフル再生 02

操作パネル（OSC）の変更

mpv.netでは、画面下部の操作パネルのことを「On Screen Controller（OSC）」と呼びます。

標準では以下のようになっており、馴染みにくいかもしれません。

これを変更してみたいと思いもます。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 01

フォルダ作成

「portable_config」フォルダの中に、「fonts」「scripts」「script-opts」という3つのフォルダを作成します。

また、「mpv.conf」ファイルが無ければ作成しておきます。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 02

mpv.confの編集

mpv.confをメモ帳等で開き「osc=no」を追記します。

標準のOSCを無効にするという意味です。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 03

ModernZのダウンロード

カスタムOSCは色々公開されていますが、今回は「ModernZ」を使用してみたいと思います。

「https://github.com/Samillion/ModernZ」を開き、「Release」をクリックします。

「fluent-system-icons.ttf」「material-design-icons.ttf」「modernz.conf」「modernz.lua」の4つのファイルをダウンロードします。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 04

thumbfastのダウンロード

シークバーを動かした時にサムネイルが表示されるように「thumbfast」も使用します。

「https://github.com/po5/thumbfast」を開きます。

こちらには「Release」ページが用意されていません。

「thumbfast.conf」「thumbfast.lua」の2つのファイルを必要なのですが、ダウンロードの仕方によっては、HTMLファイルになる可能性があるのでご注意ください。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 05

「Download raw file」からダウンロードするようにします。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 06

ファイルの配置

ダウンロードしたファイルを、以下のように配置します。

  • portable_config
    • fonts
      • fluent-system-icons.ttf
      • material-design-icons.ttf
    • scripts
      • modernz.lua
      • thumbfast.lua
    • script-opts
      • modernz.conf
      • thumbfast.conf

アプリの再起動

設定を反映させるために、mpv.netを再起動します。

画面下部のデザインが変わって、シークバーにサムネイルが表示されれば成功です。

mpv.net OSCのカスタマイズ方法 07

Anime4Kの利用

「Anime4K」とは、低画質なアニメ映像をリアルタイムに高画質化（アップスケーリング）するシェーダーです。

VLC media playerでも利用できるようですが、mpvの方が管理が簡単なため、mpvを選ぶ理由の一つとなっています。

shadersフォルダの作成

「portable_config」の下に「shaders」というフォルダを作成します。

mpv.net Anime4K 01

Anime4Kのダウンロード

GitHubの「Anime4Kのリリースページ」から、ファイルをダウンロードします。

mpv.net Anime4K 02

ファイルを展開し、shadersフォルダに移動させます。

mpv.net Anime4K 03

ハイエンドGPUの設定

GTX 1080、RTX 2070、RTX 3060、RX 590、Vega 56、5700XT、6600XT

程度のGPUが搭載されている場合は、mpv.confとinput.confに以下の内容を追記します。

mpv.conf
# Optimized shaders for higher-end GPU: Mode A (HQ)
glsl-shaders="~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"
input.conf
# Optimized shaders for higher-end GPU
CTRL+1 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode A (HQ)"
CTRL+2 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode B (HQ)"
CTRL+3 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_Denoise_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode C (HQ)"
CTRL+4 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode A+A (HQ)"
CTRL+5 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode B+B (HQ)"
CTRL+6 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_Denoise_CNN_x2_VL.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl"; show-text "Anime4K: Mode C+A (HQ)"

CTRL+0 no-osd change-list glsl-shaders clr ""; show-text "GLSL shaders cleared"

ローエンドGPUの設定

GTX 980、GTX 1060、RX 570

程度のGPUが搭載されている場合は、mpv.confとinput.confに以下の内容を追記します。

mpv.conf
# Optimized shaders for lower-end GPU: Mode A (Fast)
glsl-shaders="~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"
input.conf
# Optimized shaders for lower-end GPU:
CTRL+1 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode A (Fast)"
CTRL+2 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode B (Fast)"
CTRL+3 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_Denoise_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode C (Fast)"
CTRL+4 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_S.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode A+A (Fast)"
CTRL+5 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_Soft_S.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode B+B (Fast)"
CTRL+6 no-osd change-list glsl-shaders set "~~/shaders/Anime4K_Clamp_Highlights.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_Denoise_CNN_x2_M.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x2.glsl;~~/shaders/Anime4K_AutoDownscalePre_x4.glsl;~~/shaders/Anime4K_Restore_CNN_S.glsl;~~/shaders/Anime4K_Upscale_CNN_x2_S.glsl"; show-text "Anime4K: Mode C+A (Fast)"

CTRL+0 no-osd change-list glsl-shaders clr ""; show-text "GLSL shaders cleared"

キーボード操作

Anime4Kには「A」「B」「C」の3つのモードがあり、下記のようにキーボードショートカットが割り当てられています。

  • Ctrl + 1： A（デフォルト）
  • Ctrl + 2： B
  • Ctrl + 3： C
  • Ctrl + 4： A+A
  • Ctrl + 5： B+B
  • Ctrl + 6： C+A
  • Ctrl + 0： シェーダーの無効化

基本的には「A」で、問題があれば切り替えて確認する、という使い方が良いようです。

結果

こちらの「サンプルビデオ」をお借りして、テストしてみました。

これが元動画（のスクリーンショット画像）です。

mpv.net Anime4K 04

モードAを適用したところ、以下のようになりました。

mpv.net Anime4K 05

さらに詳しく

カスタマイズについてより知りたい場合は、下記のサイトをご参照ください。

まとめ mpv.netとは

mpvは、コマンドラインで操作ができる、高機能なメディアプレイヤーです。

基本機能では再生しかしないので、プライバシー保護性能も高いです。

mpv.netは、Windows向けに、GUI機能を拡張したmpvです。

見た目の変更も含め、高度なカスタマイズが可能となっています。

ただし、情報がかなり分散しているので、なかなか扱いが難しいです。

基本的には、VLC media playerの方がはるかに簡単です。

ただ、慣れるとだんだんmpv.netの方が使いやすくなってきます。

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