複数のAIをまとめて利用できる「ChatHub」は安全?

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複数のAIをまとめて利用できる「ChatHub」は安全?

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ChatHubは、複数のAIサービスを比較しながら利用できるサービスです。一見便利ですが、課金が必須であることと、おそらく中国の会社であることから、あえて利用する必要はないのではないかと思われます。この記事では、ChatHubの基本的な使い方と安全性について解説します。

ChatHubとは

  • 概要
  • 使い方
  • 使用できるモデル
  • 料金
  • 支払い方法
  • アカウント登録
ChatHub メイン画面

概要

ChatHub」は、複数のAIサービスを一つのアカウントで使用できるサービスです。

チャット、画像生成、Web検索などの機能があり、モデルごとの比較をしたり、集約したりすることができます。

使い方

ChatHubは、様々な方法で使用することができます。

使用できるモデル

ChatHubは、基本モデルと高度モデルが用意されており、それぞれ使用できる回数上限が異なります。

2025年12月現在、以下のようになっています。

基本

  • GPT-5 mini
  • gpt-oss-120b
  • Gemini 2.5 Flash
  • Llama 4
  • Qwen3 Plus
  • DeepSeek-V3.2
  • DeepSeek-R1
  • Kimi K2
  • GLM 4.6
  • MiniMax M2

高度

  • GPT-5.1
  • GPT-5.1 Thinking
  • GPT-4.1
  • GPT-4o
  • o3
  • Gemini 3 Pro
  • Gemini 2.5 Pro
  • Glaude Sonner 4.5
  • Glaude Sonner 4.5 Thinking
  • Claude Opus 4.5
  • Claude Haiku 4.5
  • Mistral Large 3
  • Mistral Medium 3.1
  • Perplexity Sonar
  • Command A
  • Qwen3 Max
  • Qwen3 VL
  • Yi-Large
  • WizardLM 2
  • Grok 4.1
  • Amazon Nova
  • Doubao Seed 1.6

画像生成

  • Flux.1 Kontext
  • Fast SDXL
  • Dall-E 3
  • GPT-4o
  • Qwen-Image
  • Google Imagen 4
  • Recraft v3

料金

ChatHubは、無料プランと、有料プランの「Pro」と「Unlimited」が用意されており、それぞれ使用できる回数が異なります。

機能・料金FreeProUnlimited
月払い無料$19$39
年払い無料$179.88
($14.99/月)
$299.88
($24.99/月)
基本モデル60/月10,000/月無制限
高度モデル6/月1,500/月無制限
画像生成6/月300/月1,000/月
ファイルアップロード不明
(3/月?)
300/月無制限

無料で使用できる回数は少ないので、基本的には有料サービスと考えたほうが良いでしょう。

無料プランの使用回数は、月ごとにリセットされます。

ChatHub 使い方 5

支払い方法

AppleやGoogleのストアから課金をすることはできず、公式サイト経由で支払いをする必要があります。

支払いはStripeでのクレジットカード決済です。

JCB、VISA、Master、AMEXを利用できます。

アカウント登録

ChatHubを利用するにはアカウント登録が必須となります。

Google、Appleアカウントを利用できます。

メールアドレスは、色々試したのですが全てドメインで弾かれてしまったので、実質GoogleとAppleのみではないかと思われます。

ChatHub 使い方 3

ChatHubは安全?

  • 利用規約とプライバシーポリシー
  • 運営会社
  • まとめ

利用規約とプライバシーポリシー

ChatHubの利用規約プライバシーポリシーを確認すると、収集する情報の種類、利用目的など、一般的な事項が明記されています。

しかしながら、運営会社やサーバー所在地が不明で、どこの国の法律に基づくかが分かりません。

最低限の配慮はあるものの、信頼するのは難しいということろです。

運営会社

https://chathub.gg/ja/」を確認すると、運営会社は日本の横浜にあるとされています。

この住所は、いわゆる横浜中華街に位置しています。

ChatHub 運営会社 1

Google Playのデベロッパー情報を確認すると、香港の会社となっています。

ChatHub 運営会社 2

Xのアカウント情報を確認すると、接続元は中国、アカウントの所在地は日本、VPN使用の疑いあり、となっています。

ChatHub 運営会社 3

以上から、本体は中国の会社で、日本にVPN接続して運営しているのではないかと思われます。

まとめ ChatHubを使う意味はあるか

ChatHubは、複数のAIモデルを、1つのアカウントで使用できるサービスです。

無料プランも用意されていますが、使用できる回数が少ないので、基本的には有料サービスとなっています。

運営会社の本体は、おそらく香港にあります。

悪意を持って運営されているという感じはしませんが、中国リスクがあるということと、特別に安いという訳でもないので、あえて利用する必要はないのではないかと思われます。

複数のAIサービスを利用したいのであれば、運営会社がはっきりしている、OpenRouter(アメリカ)の方をおすすめします。

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