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Googleダークウェブレポートの代わりとなるサービス

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2026年2月に、個人情報が漏洩いていることを知らせてくれるGoogleダークウェブレポートの提供が終了しました。この記事では、代わりに使えるサービスをご紹介します。

  • Googleダークウェブレポートの概要
  • すぐに使える代替サービス
  • VPN、パスワードマネージャーが提供する類似機能

Googleダークウェブレポートとは

Googleダークウェブレポートとは何か、なぜサービス提供が終了したのかについて解説します。

サービスの概要

Googleダークウェブレポートとは、ダークウェブ上に「個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ユーザー名、パスワード等)」が漏洩していないか確認し、見つかった場合は知らせてくれるサービスです。

もともとはGoogle Oneの機能でしたが、2024年7月頃から、Googleアカウントの標準機能として無料で利用できるようになりました。

しかし2026年2月16日をもって、サービス提供終了となりました。

ダークウェブとは

ダークウェブ(Dark Web)とは、通常のブラウザや検索エンジンではアクセスできない、インターネット上の領域のことです。ほとんどの場合、Torネットワークを利用した「.onion」サイトのことを指します。

  • サーフェスウェブ:検索で普通に出てくる公開サイト
  • ディープウェブ:ログインが必要な非公開サイト
  • ダークウェブ:Torなど特別なアプリを使用することでのみアクセスできるサイト

ダークウェブにはブラックマーケットが存在し、不正入手した個人情報が売買されています。ここでデータが犯罪者の手に渡ると、詐欺や不正アクセスのターゲットにされることになります。

サービス終了した理由

Googleはダークウェブレポートを終了させた理由として、利用者が少なかったことと、漏洩したことを通知したところでユーザーにとって意味がなかったことを挙げています。

それよりも、下記のような実効性のある対策を強化するとしています。

  • セキュリティ診断
  • パスキー、多要素認証の推奨
  • パスワードの使いまわし、強度チェック
  • 検索結果からの削除対応

とは言え、無いと困るという方もいると思いますので、下記でGoogleダークウェブレポートの代わりとなるようなサービスをご紹介します。

基本無料

すぐに試すことができるサービスをご紹介します。基本的には「Have I Been Pwned」を使用しておけば問題ないと思います。

Have I Been Pwned(HIBP)

メールアドレスの漏洩を確認できる定番サービスです。

登録しておけば通知してくれる他、検索して確かめることもできます。

後述するサービスも、内部的にはHIBPのデータを参照しているだけということがよくあります。

メールアドレスやパスワードが漏れているか確認できるHave I Been Pwnedの使い方
メールアドレスやパスワードが漏れているか確認できるHave I Been Pwnedの使い方

2024/11/19  

毎日のように情報漏洩の事件が報道されていますが、自分の個人情報が漏洩しているかどうかを調べる際に、まず開くべきなのがHave I Been Pwnedです。Have I Been Pwnedは、自分の ...

Mozilla Monitor

メールアドレスを入力して、漏洩しているかの確認ができます。

利用するにはMozillaアカウントの登録が必要となります。データはHIBPのものなので、登録が不要であればHIBPで検索した方が良いです。

普段からFirefoxを使用しているのであれば、便利だと思います。

トレンドマイクロ 個人情報の流出チェック

メールアドレスや電話番号の漏洩が確認できます。

利用するには、トレンドマイクロのアカウント登録が必要となります。

Malwarebytes Digital Footprint

メールアドレスの漏洩確認ができます。

アカウント登録は不要ですが、メールで届く認証コードの入力が必要となります。

電話番号の検索をするにはアカウント登録が必要となります。

VPN系

多くの有料VPNサービスは、オプションとしてダークウェブレポートに似た機能を提供しています。VPNと一緒に利用するのであれば便利です。

表示している価格は2026年2月時点のものです。時期や為替、セール等で変動するので、参考程度としてください。

NordVPN Dark Web Monitor

全てのプランに付属しており、5件のメールアドレスを監視できます。

上位プランでは8件のメールアドレスのほか、クレジットカード等のデータも監視できます。

業界最大手のVPNサービスであり、とりあえず選んでおいて間違いないです。

SurfShark Alert

「One」以上のプランに含まれており、メールアドレス、クレジットカード、ID等の監視ができます。

SurfSharkはアンチウイルスソフトもセットになっており、コストパフォマンスに優れています。

Proton Pass Dark Web Monitoring

正確にはVPNではなく、Proton Passというパスワードマネージャーに含まれている機能です。

Protonは、暗号メール、クラウドストレージ、VPNなど、多数のセキュリティ製品を総合的に提供しており、全て使える「Unlimited」プランもあります。

パスワードマネージャー系

主要なパスワードマネージャーには、ダークウェブレポートの代わりとなるような機能が備わっています。パスワード管理と同時に使用できるので、一番現実的な方法と言えます。

bitwarden

無料プランでも登録メールアドレスの漏洩確認はできますが、管理しているパスワードの漏洩確認には有料プランが必要となります。

HIBPのデータを使用しています。

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LastPass

  • LastPass
  • 料金:基本無料($3/月~)

無料プランも用意されていますが、デバイスが1台に制限されているので、実質的には有料プラン($3/月~)が必要になるのではないかと思われます。

監視機能は無料プランでも使用できます。

1Password

漏洩時にアラートを受け取ることができます。

HIBPのデータを使用しています。

Dashlane

登録したメールアドレスを監視します。

どちらかと言えば、個人より組織導入に向いているサービスです。

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