whooで位置情報をオフにしたらバレる? 偽装は可能?

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whooで位置情報をオフにしたらバレる? 偽装は可能?

2025年4月20日

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位置情報共有アプリの「whoo」が人気です。しかし、位置情報へのアクセスを強制してくるなど、プライバシー保護の観点からはやっかいなアプリです。この記事では、位置情報をオフにするとどうなるのか、相手への見え方はどうなのかについて、分かりやすく解説いたします。

ポイント

  • 位置情報をオフにするとバレる
  • ゴーストモードの「あいまいな位置」を使うとバレる
  • ゴーストモードの「フリーズした位置」を使うとバレない
  • Androidであれば、位置情報偽装アプリを使うとバレない
  • PCで、Androidエミュレーターを使うとバレない

whooで位置情報をオフにすることはできるか

whooの概要と、位置情報をオフにすることはできるか、オフにするとバレるのかについて解説します。

whoo メイン画面 1

whooとは

whoo(フー)」とは、リアルタイム位置情報共有アプリです。

家族や友人と、自分の居場所を共有したり、メッセージを送ったりすることができます。

whooは、日本の株式会社LinQによって、運営されています。

2022年に公開された後、10代を中心に瞬く間に人気となりました。

whooで位置情報をオフにすることはできる?

特定の条件下では、位置情報をオフにしたり、位置情報を偽装したりすることができます。

whooアプリを利用するには、基本的には、常に以下の権限をオンにしている必要があります。

  • 位置情報へのアクセス
  • 正確な位置情報へのアクセス
  • バックグラウンドでの動作/更新
whoo 権限設定

アプリを開くたびに、これらの権限がチェックされます。

「アプリの使用中のみ許可」や「おおよその位置情報」も使えません。

ただし、アプリ外で権限をオフにすることはできます。

Androidであれば、偽装することもできます。

位置情報をオフにしたらバレる?

位置情報をオフにしたらバレます。

正確に言えば、オンラインではないように見えます。

位置情報をオフではなく、偽装した場合はバレません。

相手には、オンラインであるように見えます。

whooで位置情報をオフ、または偽装する方法

位置情報をオフにする方法として、whooに搭載されているゴースト機能、アプリの権限設定、デバイス本体の位置情報設定、位置情報偽装アプリ、Androidエミュレーターをご紹介します。

whoo メイン画面 2

ゴーストモードを使う

whooでは、位置情報の共有の仕方を、ユーザーごとに設定することができます。

ユーザーを選択し、「ゴースト」アイコンをタップします。

whoo ゴースト設定 1
  • 正確な位置
  • 「あいまい」な位置
  • フリーズした位置

の3つから選びます。

whoo ゴースト設定 2

正確な位置

「正確な位置」を選択すると、リアルタイム位置情報の他、オンラインのステータスや、バッテリー残量も共有されます。

whoo オンライン表示

「あいまい」な位置

「あいまいな位置」では、正確な位置情報ではなく、おおよその場所が共有されます。

注意点として、アプリの権限設定では「正確な位置情報」を許可しておく必要があります。

Whooアプリ内で、「あいまいな位置」情報に変換される、ということのようです。

「あいまいな位置」を設定した場合は、相手の画面に、縞の入った矢印アイコンが表示されるため、バレます。

whoo あいまい表示

フリーズした位置

「フリーズした位置」では、時間を設定して、位置情報を固定することができます。

whoo ゴースト設定 3

相手の画面の見え方は、「正確な位置」と同じなので、バレません。

アプリの権限をオフにする

Whooアプリを使用する際は、位置情報へのアクセスがオンになっている必要がありますが、アプリを使用しない時であれば権限を削除することができます。

  • iOS: 「設定」-「アプリ」-「whoo」
  • Android: 「設定」-「アプリ」-「whoo」-「許可」

本体の位置情報をオフにする

または、スマホ本体のGPS機能をオフにすることもできます。

  • iOS: 「設定」-「プライバシーとセキュリティ」-「位置情報サービス」
  • Android: 「設定」-「位置情報」

位置情報をオフにするとどうなる?

位置情報をオフにすると、相手の画面からは「オンライン」表示が消えます。

whoo オフライン表示

ですから相手には、以下のいずれかの可能性があると伝わるでしょう。

  • 設定でオフにした
  • インターネットに接続されていない
  • スマホの電源が入っていない
  • アプリをアンインストールした

位置情報偽装アプリを使う(Android限定)

Androidであれば、「Fake GPS Location」のような、GPS位置情報偽装アプリを使うことができます。

利用するには、まず「設定」-「デバイス情報」の「ビルド番号」を7回連続タップします。

成功すると「開発者オプション」が有効になります。

次に「設定」-「システム」-「開発者オプション」で「現在地情報の強制変更アプリを選択」をタップします。

whoo Androidの位置情報偽装 1

「Fake GPS Location」を選択します。

whoo Androidの位置情報偽装 2

「Fake GPS Location」アプリを開き、好きな位置を選択し、「偽のGPS位置を有効にする」をタップします。

whoo Androidの位置情報偽装 3

この状態でWhooを開けば、偽の位置情報が表示されるようになります。

iOSで位置情報の偽装はできる?

iOSで位置情報の偽装をするには、「脱獄(Jailbreak、Root化)」が必要となります。

基本的にはできないと考えておいた方がよいでしょう。

Androidエミュレーターを使う

PCがあれば、WindowsやmacOS上でAndroidエミュレーターを実行し、Whooをインストールする方法もあります。

例えばBlueStacksには、標準でGPS位置情報を設定する機能が備わっています。

whoo Androidエミュレーターを使った位置情報の偽装
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複数端末でログインできる?

私が試した限り、複数端末でのログインも、同時ログインも問題なくできました。

この場合、最後にアクセスした方の位置情報が優先されます。

ですからiPhoneの方で権限をオフにして、PCでログインすれば、PCの方が優先されます。

同時にログインした場合は、移動中判定となったのか、若干挙動不審となりました。

メールアドレスでログインしているだけなので、今後対策されそうな気もします。

Whooを使わない

最後に、そもそもWhooを使うべきではありません。

Whooを開発している株式会社LinQは、MIXIからも出資を受けていますが、利用規約やプライバシーポリシーの掲載方法、アプリの作り方から判断すると、とても真っ当な運営をしている会社だとは思えません。

今すぐアンインストールすることを推奨します。

まとめ whooで位置情報をオフにしたらバレる?

whooで位置情報をオフにすると、基本的にはバレます。

ただしAndroidの場合は、位置情報偽装アプリを使用すれば、バレません。

PCがあれば、Androidエミュレーターを使用できるので、バレません。

  • whooのゴースト機能
    • あいまいな位置: アイコンでバレる
    • フリーズした位置: バレない
  • アプリの権限設定: ほぼバレる。オフラインと同じ扱い
  • 位置情報機能をオフ: ほぼバレる。オフラインと同じ扱い
  • (Android)位置情報偽装アプリ: バレない
  • (Windows、macOS)Androidエミュレーター: バレない

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