TikTokの移行先? REDnoteをちょっと見てみたい人向けのガイド

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TikTokの移行先? REDnote/小红书をちょっと見てみたい人向けのガイド

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アメリカでTikTokが禁止されるかもしれないという動きを受け、中国系のSNS、REDnote/小红书が急激にユーザー数を増やしています。ショート動画サービスは他にもいろいろあるのに、なぜREDnoteが人気となっているのでしょうか。この記事では、REDnoteのアカウントを登録せずに、少し見てみたいという方向けに、概要と注意点をご紹介しています。

ポイント

  • REDnoteの概要
  • なぜREDnoteが選ばれる?(わからなかった)
  • アカウント登録あり・なしで、REDnoteを見る方法

REDnoteとは

REDnoteの概要と、TikTokユーザーが流れている背景、注意点について解説します。

REDnoteのコンセプト画像 1

REDnoteの概要

REDnote(小红书、小紅書、Xiaohongshu、シャオホンシュー)」とは、中国のSNSです。

InstagramとECサイトが一緒になったようなサービスと紹介されることが多いのですが。個人的には、PC版はInstagram、スマホ版はTikTokに近いと感じました。

インフルエンサーが口コミを投稿し、それを見たユーザーが直接商品を購入できるという仕組みで、特に20~30代の女性に人気のサービスとなっています。

サービス開始は2013年で、それなりの歴史を持っています。

中国ではYouTube、Instagram、Facebook、X(Twitter)などが利用できないため、REDnoteがその役割を担っています。

米国のTikTokユーザーが流れている

アメリカでTikTokを禁止する法律が発行されたことを受け、REDnoteがその移行先となり、大幅にユーザー数を増やしています。

TikTokに似たショート動画機能を持つサービスとしては、「YouTube」「Instagaram」「Triller」「Snapchat」などがありますが、これらの米国系サービスを差し置いて、中国系サービスのREDnoteが一番伸びているようです。

その理由は、実際に使ってみましたが、ちょっと分かりませんでした。中国系というところが、むしろ可能性を感じて人気の理由となっているのでしょうか。

REDnoteに収益化の仕組みはない

インフルエンサーが移住する一番の理由は「お金」ではないかと思うのですが、REDnote自体に収益化の仕組みはないようです。

他のサービスには、広告収益を分配したり、メンバーシップ登録をしたりという仕組みがありますが、REDnote自体は持っていません。

しかし、人気のインフルエンサーとなると、企業からスポンサー案件が貰えるので、中国人ユーザーはそれを狙っているようです。

TikTokから移ったアメリカ人が案件が貰える環境が整っているのかというのは、不明です。

情報漏えいは大丈夫?

REDnoteは中国系サービスということで、個人情報の管理がどうなっているのか気になるところです。

利用規約プライバシーポリシーを見る限り、国際法に則った、真っ当な内容になっています。

リアルタイムの位置情報、支払い情報、顔認識情報などが収集されるところは注意が必要です。

また、ユーザーが投稿したコンテンツを、REDnote側が幅広い用途に活用できるという点も注意が必要です。

ただ結局のところ、規約がどうとかではなく、中国だからという理由で、何が起きるのか分からないというところが怖い点です。(だからこそTikTokも禁止されたわけです)

個人的には、REDnoteを使うことはおすすめしません。(移住したアメリカ人は、REDnoteも禁止される可能性を考えないのでしょうか)

日本語に対応している?

REDnoteは日本語表記に対応していません。

简体中文、繁体中文、英語のみです。

それも全て英語ではなく、ところどころ中国語が混じっていますので、結構大変です。

REDnoteの使い方

REDnoteの使い方として、PC版ブラウザ、スマホ版ブラウザ、スマホ版アプリの3つをご紹介します。

REDnoteのコンセプト画像 2

PC版ブラウザ:登録せずに見るだけ

「REDnote」を見るだけであれば、ブラウザで「https://www.xiaohongshu.com/」を開くだけです。

REDnote PC版ブラウザ画面

なんとなく、TikTokよりもInstagramに近い雰囲気がするのではないかと思います。

ただ実際のところ、これを見ても、なぜアメリカ人が殺到しているのかよく分からないと思います。体感をするには、やはりアプリ版を使ってみる必要があります。(おすすめしませんが)

ログインはアプリから

「登录」をクリックすると、ログイン画面となりますが、中国の電話番号が必要となりますので、普通はできないのではないかと思います。

下記でご紹介するアプリでログインした後に、QRコードを読んで認証するという形となります。

REDnote PC版のログイン

スマホ版ブラウザ:ほぼ操作できない

スマホのブラウザで同じURLを開いても、ほとんど操作ができず、なんだかまったく分かりません。

REDnote スマホ版ブラウザ画面 1

Firefoxの場合、PC版サイトを表示できるので、そちらを使ってみます。

REDnote スマホ版ブラウザ画面 2

PC版画面が表示できましたが、やはりよく分からないと思います。

REDnote スマホ版ブラウザ画面 3

スマホ版アプリ:アカウント登録が必要

「REDnote」がどんな感じかを知りたければ、アプリ版を使ってみる必要があります。

ただし個人的にはおすすめしませんので、この記事で雰囲気だけ感じていただければと思います。

REDnoteの登録 1

アカウント登録

利用規約とプライバシーポリシーを確認し、「Agree」をタップします。

REDnoteの登録 2

アカウント登録するには、「電話番号」「Google」「Apple」「Facebook」IDのいずれかが必要となります。メールアドレスでは登録できません。

今回は、電話番号で登録してみます。

REDnoteの登録 3

「+86」とあるのは、中国の国番号なので、まずはこれをタップして変更します。

REDnoteの登録 4

日本の「+81」を選択します。

SMSでパスコードが送られてくるので、入力します。

REDnoteの登録 5

性別と年齢を選択します。

REDnoteの登録 6

興味のあるテーマを4つ選択します。

REDnoteの登録 7

通知や連絡先へのアクセス許可を求められますので、拒否しておいた方がよいのではないかと思います。

画像はAndroidのものですが、iOSの場合も似たような感じです。

REDnoteの登録 8

使用できる状態になりました。

REDnoteの登録 9

ほぼTikTokだった

使ってみた感じは、ほぼTikTokと同じでした。

コンテンツとしては、私が見た時には、「TikTokから移住してきたぜェ~」という感じのアメリカ人がいっぱいいました。

TikTokとの違いとしては、カテゴリー分けされているので、自分にあったコンテンツを探しやすかったです。

日本で流行りそう?

日本語に対応していない時点で、日本では流行らないのではないかと思います。

機能としても、YouTubeショートやInstagram以上のものがあるとは思えないので、なぜアメリカ人に選ばれているのかというのは、依然として謎なところです。

言語設定の変更

REDnoteは日本語にすることはできませんが、英語には変更できます。

左下の「设置」をタップします。

REDnoteの言語変更 1

「通用设置」をタップします。

REDnoteの言語変更 2

「多语言」をタップします。

REDnoteの言語変更 3

「English」を選択します。

REDnoteの言語変更 4

アカウント削除

退会方法は、英語と中国が混ざっていて、少し大変でした。

プロフィール画面の設定ボタンをタップします。

REDnoteの解約方法 1

「Account Cancellation」をタップします。

REDnoteの解約方法 2

今回は電話番号で登録しているので、SMS認証が必要となります。

「发送验证码」をタップします。

REDnoteの解約方法 3

注意事項が書かれています。

事情に詳しくないのですが、中国の実名認証や口座連携に関するところが重要となるようです。

REDnoteの解約方法 4

理由を選択します。

その他とした場合は、何か文字を入力する必要があります。(何でもよかった)

ファイルをアップロードできるようになっていますが、特に必要ありません。

REDnoteの解約方法 5

「确认」をタップし、完了です。

REDnoteの解約方法 6

まとめ REDnoteとは

ポイント

  • REDnoteは、Instagram+TikTokのような、中国のSNS
  • 中国では20~30代の女性に人気
  • アメリカでTikTokが禁止されたことを受け、移行先としてユーザー数が急増している
  • Web版で見ることも可能だが、ちゃんと使うにはアプリが必須
  • アプリはTikTokによく似ているが、YouTubeショートやInstagramリールに比べて、何がいいのかは不明
  • 日本語には対応していない
  • 今のところ、日本では流行らなそう
  • アカウント登録することはおすすめしない

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